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「減築リフォーム」を市街地整備、密集地にオープンスペース確保

リフォームといえば、古くなったキッチンをシステムキッチンにしたり、中古物件を新築のようにしたりという「今ある物を新しい物へ」というのが一般的なリフォームのイメージだと思います。ただ、今回紹介する「減築リフォーム」は、従来のリフォームとは少し違ったメニューになります。高齢化社会が進む今、注目したいニュースです。

既存住宅の一部を除去してコンパクト化する「減築」を、市街地整備手法に取り入れられないか――。国土交通省のシンクタンクである国土交通政策研究所が、減築を住環境整備の施策として取り入れるための本格的な調査を始めた。密集市街地で複数の住宅が連鎖的に減築することで、オープンスペースを確保するなど、市街地環境を改善する方法を想定し、効果を定量的に把握する。2009、10年度の2年間で調査を進め、効果が確認されれば、今後の国交省の政策に反映される可能性がある。

 減築は、2階建て住宅の2階部分を除去して平屋建てにしたり、一部を解体して部屋数を減らしたりする手法。既に戸建て住宅のリフォームで実施されている例があるほか、都市再生機構では賃貸住宅再生の手法として、東京都東久留米市のひばりが丘団地で実証実験を進めている。

 総務省や国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、1960年には4.14人だった一世帯の平均人数が、05年には2.31人と減少している。

 一つの家に住む人数が減る中で、高齢者世帯にとって既存住宅の部屋数は多く、「住宅が広すぎて管理がたいへん」との意識調査の結果もあり、住宅をリフォームして「減築」する事例も出ているという。

 国土交通政策研究所は、こうした状況を踏まえ、市街地整備手法の一つとして「減築」を取り入れる可能性を探る。

 減築のメリットとしては、延べ床面積が減ることで掃除などの維持管理の負担が軽くなるほか、建ぺい率が下がることで風通しや採光も確保できる可能性がある。冷暖房の光熱費も削減でき、環境配慮にもつながる。また、階数を減らすことで建物の耐震強度が高まることも考えられる。

 市街地整備の手法としては、密集市街地で隣接する複数の住宅が連鎖的に減築することで、市街地内のオープンスペースや風の通り道を確保することを想定している。

 密集市街地の改善についての国の施策としては現在、住宅の共同化による耐熱化や耐震化などを支援する手法がある。面的な連鎖型減築の手法が取り入れられれば、既存の戸建て住宅のままでの密集市街地改善を国が支援することも考えられる。

 国土交通政策研究所は、調査で減築の効果を定量的に把握する考えだ。減築を政策に取り入れるための本格的な調査は初めてで、2年の調査で効果が確認されれば、今後の政策に反映される可能性がある。

記事URL:http://www.kensetsunews.com/news/news.php?date=20090609&newstype=kiji&genre=1

確かに高齢者にとって、1階と2階の行き来は大きな負担ですから、高齢化社会が進んでいけば、より減築フォームの需要も増していくのでしょう。それと、冷暖房の効率が上がる、地域の風の通り道が広がる等々、環境に対するプラスな影響も見逃せないですね。
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テーマ : 住宅・不動産 - ジャンル : ライフ

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